社内ニート

社内ニート

 

障害者雇用でバイトをしているが、仕事が無い。指示も無く業務も無いのでバイト中は以下に暇を潰すかが僕の仕事となっている。

たまにこのような扱いは障害者に対する国家ぐるみのいじめなのでは無いかと思いバイト中に叫びそうになるが、何とか今のところ黙って過ごしている。

いわゆる社内ニートの障害者についてネット検索していたが、ある当事者がこの状況をさして「飼い殺し」と呼んでいた。

的確な言い方だと思った。

被害者ぶった物言いをするなと思う人もいることだろうが、障害者として幾度も面接を受けやっと雇われた先で、干され続け、加えて相手にも仕事を与えられないとうう理由で申し訳なく思われ、自分も肩身の狭いを思いをし、一体障害者とはなんという罪深い存在なのかと手の空いた勤務時間中に問い続けながら、もしかしたらいずれは状況が好転するかもしれないという僅かな期待と飼い殺しになり続ける不安とのせめぎあいにさいなまれるという日々を経験すればわかることだ。

とにかく、あと結構な期間今のバイト先に務めることで書類上の職務経歴を得なければならいので、現状に耐えることが目下の課題だ。

最近は暇つぶしの方法として、日記を書くという方法を編み出した。

何かしら書くことは限りなくあるので終わることはないし、紙に書き込んでいる姿はなんとなく仕事をしているように見えるのであまり肩身の狭い思いをせずに済む。

そんな感じ。

この話題は終わり。結びの言葉は面倒なので書かない。

 

フガジのドキュメンタリー

アメリカのパンクロックバンドfugazi(フガジ)のドキュメンタリーを途中まで見た。

彼らは反商業主義の代表的なバンドとして知られている。

作中フガジを知る人がこのような噂をしていることが紹介される。

「フガジは一軒家にメンバー全員で住み、電気やガスを使わずに生活をしながら音楽をしている」

この話を聞いたメンバーはこれを一笑に付していたが、フガジに対する一般的なイメージを示すシーンだと思った。

まさに映画ファイトクラブ的なストイックかつ半消費社会的な態度を彼らは持っているのだと音楽やライブを通し感じさせてくれるのだ。

フガジはチャリティー的なコンサートをよくやっているようだ。例えば女性の権利のためのイベントや若い犯罪者の更生施設などの慰問ライブなどに彼らが出演しているシーンがある。

あるライブでフロントマンが演奏中にこう言う。

「先日こんな記事が。"何人かの青年が"少年じゃないぞ。"公園で同性愛者の男性に暴力をふるった"と新聞が報じていた。何人かの青年が。少年じゃないぞ。公園でゲイの人をリンチした。いいか。何人たりともゲイだからって理由で殴るな。黒人だからって殴るな。女性だからって殴るな。暴力を振るうな。誰に対しても。」

 

なんて模範的な人達だろうか。

 

この言葉に応え、歓声を上げたり、肯定の合いの手をいれる観客達。それを聞いていたメンバーの中でいちばん温和そうなドラマーがカットの最後でふっとにこやかな顔をするのだった。

このシーンだけで観る価値のある映画だ。

 

https://youtu.be/SGJFWirQ3ks

 

 

作品集を作りたい

作った曲が溜まってきつつあるのでひとまとめにしてYouTubeにでもアップしたい。

1曲くらいは他人にボーカルを入れてもらいたい。

それだけ。