今日も今日とて就労支援に通うひきこもり

ここ最近は毎日障害者のための就労支援に通いながら、たまに就活をし企業の選考を受けるという日々を送っています。

先日は毎度の事ながら選考に落ちたという知らせを聞きました。

受かる可能性の有るところだったので残念に思う気持ちもある反面、正式な選考結果を聞くことができてホッとしたという気持ちもあります。

先行における企業の評価として、僕は業務を行う上で補うべき点は無いとかなり良い判断を先方にされましたが、他の障害を持つ応募者との兼ね合い等も加味され選考に漏れたようです。

僕が応募した仕事は内容は単純作業だったのですが、なまじ僕が事務職志望で、ある程度の業務を問題なく出来る分、こいつはこの仕事を飽きずに長く続けてくれるのだろうかという不安も企業側にはあったようです。その点は面談をした際に何度か確認されました。

その際、業務自体は単純だが長く働きたい旨を伝えたけれども結果としては駄目でした。

まぁ、というのが就労支援の担当者の人に聞いた先行結果の理由なのですが、実際はどういう理由なのかはわかりようがありません。

今回の求人に応募するきっかけとなった就労支援の担当者の人は、僕が選考に通らなかったことを私の力が及ばなくてすみませんと謝ってくれました。

(´;ω;`)ウッ…謝りたいのはこちらの方だよ。

ここぞという時に駄目でごめんね(;O;)オンオン…

僕は負担のある業務に耐えられないので、業務量が多かったり責任の大きい仕事を任される会社は受けたくないし、逆に今回のようなルーティンの作業を黙々と行う仕事だと企業から「おまえハードル下げてこんなつまらない仕事するのかよ」と不審感を持たれ落とされるという中途半端な状況にあります。

この点、僕が大卒であったり中途半端に資格を持っている事も1つネックとし加味されるでしょう。

難しいですね。カミュの異邦人で、主人公が持っている秀でたある側面が裁判官に評価された結果、主人公が死刑判決を受けたという場面を思い出します。一般的な長所が足枷になる不合理が社会にはあるのを実体験を通して思い知りました(おおげさ)。

責任のある仕事の求人は受けたくないと上述しましたが、そもそもそういう仕事は選考が厳しいので、ひきこもり歴が長く就労経験の無い僕じゃ通りません。

こうなると八方塞がりな感じがしてきます。

就労支援が受けられるのは2年までなのでそろそろ2年経って駄目だったときのことを考えなければならないかもしれません。

無論、考えても働き口を見つける以外に答えは無いのですが。

 

ひきこもりからの回復 前編 鍵は“他者からの承認” - 記事 | NHK ハートネット

ひきこもりからの回復 前編 鍵は“他者からの承認”

 

いろいろググっていたら僕と同じようなひきこもり男性が就労支援に通っている記事が出てきました。

この方が今は就労されてるといいですね。

記事において精神科医斎藤環は言います、ひきこもり回復の力になるのは他者からの承認であると。

なるほど。

なんか僕には今は必要ないッスね。

結局、人生は進んでいくと新しい問題が自然に浮かび上がってくるという事です。

自称ひきこもりとは言え、自分の中途半端な立ち位置を再確認しました。