漫画・ごはん・はなし


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施川ユウキ『銀河の死なない子どもたち』を読む。

め、名作だ〜。

戦争で荒廃し人類が居なくなった惑星に住むπ・マッキ・ママの3人。彼らは不老不死のため途方も無い時間を過ごしてきた。外見は人間の子供であるπとマッキは、次第に生と死について考え始める。人間とは違う生を生きながら死を知ることは無い自分たちの人生は万物が流転する世界において部外者として取り残されてしまっているのではないかという疑問…

でまあ、そこに人間の女の子がひとりやって来て一緒に生活するっていう話。


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病気になっても薬は無いので痛みを和らげるために大麻を吸う女の子。最初は煎じて飲んでいたけど途中から吸引する描写になっていた。多分病気の進行が深刻になったせいだろう。

仮に人間が死なないとする敵は孤独だ。孤独は嫌だなぁ。前も書いたかもしれないが孤独を良しとする文筆家は多い。孤独を肯定する本はいっぱい出ている。でもそういうこうことをうたってる人というのは何処か遊び半分の印象を受ける。多分彼らが言いたいのは思考やある種の決断における孤独なんだろうけど、だとすると本当に贅沢な遊びだ。

 

食べ物コーナー


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パンとタマゴ。タマゴの味が濃い。パンコーナーで売ってる大量生産のパンは不味い。だからこういうパンは一日一個しか食べることができない。


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冷凍ペペロンチーノとタマゴ。冷凍のパスタは油分が圧倒的に足りない。でもかと言って食べられないわけではないのでそのまま食べる。タマゴから食べると血糖値の上昇が穏やかになるという。だからタマゴを先に食べた。


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ソフトクリーム。見た目が良いから飾っておきたい。


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左はゼリー風のなにか。はっきり言ってこれは美味しい。でもゼリー単品がたくさん入ったパックは意外と高い。いつか買うかもしれない。

 

話がつまらないと言われると悲しくなると僕は思う。

多分会話というのは化学反応なのだろう。一方的な会話はお互いにつまらない。話し手と受け手が二人三脚で作り上げるのが面白い話なのだ、多分。

かつて50メートル走をしたとき、僕の横で一緒にスタートし走った男にこう言われた。横のやつ(僕)が遅いせいでタイムが伸びなかった、と。これはなかなかのクズ発言だが、もしかしたらそういう影響も無くはないかもしれない。

会話もこれと同じで、一方のパフォーマンスが相手に影響を与えてしまうといったことが考えられる。話がつまらない奴は相手の会話のパフォーマンスを落とし場の空気を白けさせその実力を発揮できなかった相手の自尊心をも傷つける。だからつまらない奴は嫌われる。

自分一人でやる事は大概殆どが自分の責任に帰するだろうけど、何か事を二人以上でやるときはその限りじゃない。お互いがお互いに影響を与える。もうこうなると自分は自分じゃない。歯車の一部として正確に動かなければならない。

このことから孤独は自由な分、気楽だ。走らなくても人から責められることはない。

でもいくら逃げても話がつまらない人はやっぱり人から嫌わられるだろう。その事実は変わることは無い。

よって僕は社会を恨みたいと思います。