雑記

・近況

 

 昨日、暇を潰しにイオンの中華料理屋に行った。金もないので一杯のビールをエビチリをつまみに飲んで店を出た。もう少し飲みたかったので帰り道に成城石井でシューマイとストロングゼロを買ってから家に戻った。成城石井の惣菜は良い食材で作られていると評判なのだが悪くはないかなというくらいの味だった。たまにスポンジみたいにすかすかの安っぽいシューマイが弁当なんかに入っていることがあって腹が立つ。さすがに成城石井のものはそんなことはなかった。一緒にストロングゼロを飲んだがあまり酔えなかった。これは酔わずして飲むのは困難な飲み物だと確認。ただ眠気だけが訪れて来たので逆らわず着替えもせず眠りについた。

 朝起きて、下らない内容のブログを他サイトで更新した。最近、文章を書いているときは夢中になれることに気づいた。どうも今まで言葉を扱うことが苦手だったけれどコツを掴みつつある。幸福論でお馴染みのアランが散文は書きながら考えると言っていたが、自分にもそれができつつあると実感している。ちなみに僕はスマホで全ての文章を打っている。スマホならリラックスした姿勢で作業できるので頭の中もうまく整理されていくんじゃないかと思っているがどうだろう。対して、椅子に座って作業をする音楽製作は緊張感も強いし疲労度も大きい。スマホアプリの音楽製作ソフトは今のところどれもPC版のものには及びようもない操作性なので、寝ながら作曲はまだまだ先の話しになりそうだ。

 上記のブログを更新した後はやる気が起きず寝ながら時が過ぎるのを待つ。精神科で就活の進捗を報告する際の言い訳を練らねばならないと頭の片隅で気にかけるもそれすら実行には至らない。

 日が落ちてから、赤身の肉を買いに出掛けた。なぜ赤身肉かというと、赤身肉には精神を安定させ抑うつを和らげる作用がある、らしいからだ。安いオーストラリア産の牛肉を買ってきてフライパンで焼いた。ガジガジと焼いた肉を噛んでは飲み込んだ。旨くはないけど食べごたえがあり満足感を覚えた。安い肉ほど効きそうな気がする。良薬口に苦しだからだ。

 

・へんたつ

 

 けもフレたつき監督が作った2分ほどのアニメーション動画『へんたつ』を見た。内容はというと女の子二人が喫茶店でお茶を飲みながら会話するだけのもの。カットはほぼ長回し。しかし、その会話は自然体を意識した抑揚ながらもいわゆるアニメ声で展開されるというところに新鮮な感じを受けた。会話の内容もとりとめがないがテンポや雰囲気が逸脱しないようかなり抑えられている印象。女の子たちの自然な会話、というタランティーノがデスプルーフinグラインドハウスでやったような試みをアニメに持ち込もうとしているのだろうか。僕はこの動画から、たつき監督の才能に疑いがないことを見いだしたけどみんなはどう感じただろうか。今回、たつき監督は、はっきりいってタランティーノより上手くやっていると思った。彼がアニメーションでやりたいことは正しいし、アニメだからこそもっとも良く表現できるものだと思う。声優(中の人)を無機質な3Dモデルが演じる。ヴァーチャルユーチューバーに通じる新時代の表現をたつき監督は見ているのだ。